2010年12月08日
年賀状製作
グラデがまあまあエエ感じに上がりまして、
話ぶっ飛びますが、子供の頃から車が好きでして、
ミニカーを買ってもらったとき、ミニカーの鉄に塗装をしてあって、
塗料の表面張力でツルッとしていて、さらにドアの端っこなどで塗料が薄くなっていて、シュッとしていてその質感にドキドキしました。
コタツのテーブルの上に置いて好きな角度からドアップで眺めたりして、何時間でも飽きずにやってました(笑)
刺繍でも、イイ仕上がりになったときには、この感覚に近いような感じになります(笑)
刺繍のおもしろい所のひとつとして、
言うならば、原稿からマシンを動かして刺繍をする型をまず作ります。
この型が、実際に刺繍をした際にどのように変化して仕上がるのか?
どのように縫い縮むのか、縫い伸びるのか?というのを想定して、製作します。
つまり、原稿をそのままの状態で型を製作すると、実際に刺繍をしたときに、原稿からかけ離れたものが仕上がってしまうと言うことで、
まるで、土をこねてつくった器を釜で焼いた出来上がりを楽しむようなものに近いものがあります。
原稿通りに仕上げる為に、いろんなことを想定して型を仕上げます。
そういう意味で、今回の作品は、まずまずの出来であり、納得してます。
年賀状、出来上がりはお正月に。
Posted by メッチャきけんマル at 11:26│Comments(0)